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オンラインスクールでC言語を専門的に教えています。

最初のプログラム②

それでは、前回の記事で入力したプログラムの解説をしていきます。

以下が前回入力したプログラムです。

 

f:id:hnqxx:20200117221520p:plain

 

 

 

 まずは以下の赤枠から見ていきます。

これはprintf(プリントエフ)と呼ばれる命令文です。

命令文とはコンピューターの画面に文字を表示してほしいとか、ネットを見せてほしいとか、コンピューターにやってほしいことを書いたものです。

printfはダブルクォーテーションの中に書かれている文字を画面に出してほしいという命令文です。

「\n」はエスケープシーケンスと呼ばれる特殊な文字で、これは改行を意味します。

エンターキーを押したときと同じ役割をします。

エスケープシーケンスについては後日改めてご説明しますので、今はこんなものなんだなと思ってください。

printfはフォーマット付き文字を画面にプリント(表示)してという意味です。

f:id:hnqxx:20200118092321p:plain

 

ちなみに実行結果として、printfの文字がそのまま表示されていますね。

f:id:hnqxx:20200117222207p:plain

 

 

 

 

次に、一番上に入力したものですが、

これはインクルード文と呼んだりします。

今回の例では「stdio.h」をインクルード(読み込み)しています。

これは、printfを使うために必要な辞書のようなものだと思ってください。

C言語は辞書が無いとprintfの意味を理解できません。

なので、辞書を最初に読み込んで、printfの意味を理解させます。

f:id:hnqxx:20200118092326p:plain

 

 

 

 

次にint main(void)のところですね。

これは詳しく説明すると難しくなってしまうので、

今は「この場所からプログラムが始まる」と覚えてください。

f:id:hnqxx:20200118092330p:plain

 

 

 

「return 0」ですが、これも説明すると難しくなるので、今は必ず入力するものだと思ってください。

f:id:hnqxx:20200118092335p:plain

 

 

 

「;」セミコロンは命令文の終わりに必ずつけます。

日本語で言うところの句読点の役割を表しています。

f:id:hnqxx:20200118092338p:plain

 

 

 

 

これからたくさんのプログラムを書いていきますが、基本的に以下の赤枠の中に命令文を書いてきます。

f:id:hnqxx:20200118092341p:plain

 

ですので、これが基本の形と覚えていただければと思います。

 

次回はprintf(プリントエフ)の中身を詳しく見ていきます。

 

 

 

 

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