定数と変数
C言語に関わらず、プログラム言語では「定数」と「変数」という言葉が出てきます。
定数とは定まっている数の事です。
前回のprintfの例でお話しすると、「%d」に置き換わる「3」が定数ということになります。
もっと言うと、プログラムの中に数字や小数、文字や文字列を直接書いたものはすべて定数です。
プログラムが動いても常に変わることのないものが定数だと思ってください。
逆に、変数とはプログラムが動くたびに代わる可能性があるもののことを言います。
色々な教科書で、変数はよく箱のイメージとして出てきます。
なので、例にならってここでも箱のイメージを使います。
これをC言語で表現すると以下のようになります。
変数aに10を入れている「a=10」という箇所がありますが、このように変数に値(データ)を入れることを代入と言います。
今回の例では、変数aに10を代入したことになります。
また、変数(箱)を作る時に、以下のように同時に代入を行うこともできます。
今回新たに「int」「float」「char」というものが出てきましたが、これらはデータ型と呼ばれるものになります。
変数の名前の横にどんなデータ型が書いてあるかによって、変数(箱)に入れられるデータの種類が変わります。
次回はデータ型について書いていきます。